ドラフトについては概ね変更なしも、やはりこの機会にいろいろ明確化しとく。
１５枚１パック。キューブ箱から生成。
各自開封し、８枚選んで自身のソロモンドラフトパイルへ送る。１枚ピックする。残りを共用のウィンストンドラフトパイルへ送る。これを規定数（標準は４パック）繰り返す。
※ピック枚数いじる系を考えてソロモン確保ありきとしとくが、実際は選びやすいんで先にウィンストンへ流してるし普通はそれで構わん。
・ソロモンドラフト
８枚１パック。各自のソロモンドラフトパイルから生成。無作為に時計回りか反時計回りか選ぶ。
全てのプレイヤーは選んだ方向へ同時に１パック渡す。渡されたプレイヤーは開封し、任意に裏向きの２つの束に分けて生成主へ返す。生成主はそれらの束のオモテ面を見てどちらか選んでピックする。分けたプレイヤーは他方をピックする。次のブースターは逆方向へ渡す。これをパイルが尽きるまで繰り返す。
※自分が選んだ束のピックと相手が選ばなかった束のピックは同時に行う。
・ウィンストンドラフト
共用のウィンストンドラフトパイルに特定マナ基盤を混ぜる。【左】【中】【右】の３箇所にカード置き場を設ける。それらにパイルから裏向きのまま１枚ずつ置く。無作為にドラフト順を決める。
順番のプレイヤーは、まず【左】のオモテ面を見てピックするか選ぶ。しないなら【中】、さらにしないなら【右】へと進む。【右】をピックしないならパイルの１番上のカードをピックする。その後「ピックした置き場」及び「オモテ面を見たがピックしなかった置き場」に【左】から順にパイルのカードを１枚ずつ加える。次の順番のプレイヤーへ移る。これを置き場のカードが尽きるまで繰り返す。
※本来と手順を少し変えて、最後にまとめてカードを追加するよう改変。これにより全部を見た上でピック枚数いじるかどーか選べることが明確に。とは云え実際はやはり先に各置き場へ足していってるし普通はそれで構わん。
・次にピックするカードに影響を与える効果（《Aether Searcher》《Illusionary Informant》）
ブースタードラフトではそのままピックしたカードを参照する。
ソロモンドラフトではピックした束に含まれるカードを参照する。
ウィンストンドラフトではピックした置き場に含まれるカード、またはパイルの１番上のカードを参照する。
いずれにしても同時にピックしたカードが複数ある場合はどの順でピックするか本人が決める。《Aether Searcher》を最後にしたならその効果は次回のピックで適用することになる。
※ブードラに関しては各々のペースでやってるんで《Illusionary Informant》使えるタイミングがハッキリせんが、そもそもココでやる意味ウスいんで特に問題にならんと思われ。大抵はソロモンで相手がどっち取ったか先に知るためのカード。まぁコレに限らずドラフト中に何か同時に処理したいことが出てきた場合はランダムに順決めする、と公式でなっとる（総合ルール905.2a）。
・ピックする枚数に影響を与える効果（《Agent of Acquisitions》《Cogwork Librarian》《Leovold's Operative》）
ブースタードラフトでは残り７枚をブースターパックとみなしてそれら全てをピックする。もしくはそれらのカードから選んでピックする。
ソロモンドラフトでは返ってきた２つの束をまとめてブースターパックとみなしそれら全てをピックする。もしくはピックしなかった方の束に含まれるカードから選んでピックする。この効果は相手が選ばなかった束をピックする際には適用できない。
ウィンストンドラフトでは３箇所の置き場とパイルの１番上のカードをまとめてブースターパックとみなしそれら全てをピックする。もしくはそれらから選んでピックするが、その際は置き場１箇所をカード１枚とみなす。
・次のブースターパックからピックできない効果（《Leovold's Operative》）
ピックすることを除く全ては通常どおりに行われ、ブースターや束のカードを見ることはできる。
ソロモンドラフトにおいては、先に１枚少なくピックさせられたプレイヤーは自身がピックしなかった方の束に含まれるカードから１枚選んで追加でピックする（残りは通常どおり《Operative》を使ったプレイヤーが受け取る）。
・同一のドラフトラウンドにピックできない効果（《Agent of Acquisitions》）
ピックすることを除く全ては通常どおりに行われ、ブースターや束のカードを見ることはできる。
ソロモンドラフトにおいては、そのラウンドに自身が分けたブースターから相手が選ばなかった束をピックすることができない。それは代わりに《Agent》の効果で本来より少なくピックさせられたプレイヤーがピックする。
ドラフトラウンドとは、
ブースタードラフトでは「最初のブースターのドラフト～最後のブースターのドラフト」を１ラウンドとする。
ソロモンドラフトでは「ブースター１パックのドラフト」を１ラウンドとする。
ウィンストンドラフトでは「自身のドラフト～次の自身のドラフト」を１ラウンドとする。
※ブードラ／ウィンストンの最終ラウンドで使えばデメリットなしってコトで。
