氷雪メカニズムについて。
何度か扱いを変えてきたが、現状の各種1枚計5枚の基本氷雪土地支給ではイマイチ活用されてない感。Cube Cobraでは「基本は全部氷雪ともみなす」っつー豪快かつ極端なハウスルールが散見されるもやはり大きく逸脱するんで援用はためらわれ。ウチはとりあえず構築のプレイ感を目指すと決めはしたもんの、ソレに倣って無制限の支給とすればたーだの上位互換になるだけでツマらず・と云ってわざわざ対策カード盛り込んだとてドラフトで駆け引きが生まれるまでの遭遇率は期待できんので、引き続きリミテッドに即しつつ基本氷雪の供給数を増やす方向で。
ついてはそもそもの、ココでの氷雪の立ち位置を明確にするところから。ひとつには、上述の土地供給の点(とそうした下準備が大がかりな割に小粒な印象?)からデッキの核とはなりづらく、何かのサブテーマとして組み込むのが妥当ということ。次に、その供給される土地の適切な数を過去のブースタードラフトに求めれば『モダンホライゾン』『カルドハイム』では各パックに1枚ずつ確定で封入されており3パック×8人=総数24枚を想定したデザインと見えること。また封入はランダムで色が散るため、あくまで氷雪を最大限活かして組めば勢い5色デッキになること。
これらから、特定マナ基盤の2色土地10枚に加えて各プレイヤーに基本氷雪各種3枚計15枚を支給すれば一応の数は満たせる。そして氷雪を5色デッキの補完と位置づけることで、まま陥りがちな「色マナがタイトで面白コンボなれど決まるまで身が持たん」「面白要素限りなくゼロの単なるグッドスタッフと化す」問題のケアとする。結果、ドラフトで色の安定だけ意識すればメカニズムの採用は容易な程に氷雪マナ/パーマネントは揃う形となる。
尤も、形式も人数も異なるブードラを土台にしてのこの展開はチと乱暴に過ぎるのもわかってはいながら。・・どんなこじつけであれハウスルールには、ハウス=身内へ示すべき相応の根拠が要るもんに思えて。