◇備忘録 ~Bounty of the Hunt~

『風雲立方体 ~フーウンリッポータイ~』の別館。更新履歴含め、何やか書きます。

Small in Azeroth

『スモールワールド・オブ・ウォークラフト

 

 スモワ自体持ってなかったんと、昔一応WoWに触れたことあったんで入手。

 10年以上シリーズでリリースされてきたゲームがベースのくせにゴチャつきがエグく、洗練とは程遠い。さらに英文・和訳ともミスが目立ち、結構な難物。久々にBGGのフォーラム漁るハメに。

 

備忘
・「部隊の用意」の際、征服した地域を放棄することで回収する種族トークンを増やすことができる。

 

・他のプレイヤーによる征服で取り除かれた自身のアクティブな種族トークンは、(身代わりがなければ)1枚をトレイへ戻して残り全てを手元に置く。そのターン終了時に、それら(と、もしあれば回収した勇者トークン)を再配備する。

 

・「勝利の隠し場所」とは手元に裏向きで隠し持っているコイン置き場ではなく、単に共用のコイン置き場を指す。

 

 

明確化
・破棄された種族バナーと特殊パワーバッジ
種族を衰退させたら、裏面に表示のないバッジは捨てられる。衰退した種族トークンが盤上から全て取り除かれたら、そのバナーは山の一番下へ置かれる。バッジが不足するなら捨てられた分を混ぜて山とする。

 

・海や湖
ナーガだけが征服できる地域であり、ノームの空爆/ゴブリンの爆弾/威圧的特殊パワー等あらゆる能力の対象にならない。ただしエセリアルの能力は(地域を対象としないため?)ナーガが海や湖に持ち込んだアーティファクトを奪うことはできる(←ココ未確認)。

 

・増援部隊ダイス
種族トークンが手元に1枚以上あり、かつ種族/特殊パワー/アーティファクト等の効果を適用した上で、不足するトークン数が3枚以下の地域の征服を試みる際に振ることができる。

 

・種族
フォーセイクン:自身の征服を通じてのみ使用でき、他の効果では誘発しない。

 

・特殊パワー
ビーストマスター:獣トークンは種族トークンとして扱われる。征服を受けた場合には常に種族トークンの身代わりになる。獣のみで地域を支配するなら次の自身のターン開始時にその地域は放棄される。

勇者:勇者トークンは種族トークンとして扱われない。あらゆるボーナス/ペナルティーは適用されず、自身のターン終了時に再配備することもできない。自身の「部隊の用意」の際に手元へ戻すことができ、隣接/進入地域を対象にして使用する。征服を受けた場合には種族トークン1枚分と数え、常に種族トークンの身代わりになる。その後、勇者トークンは身代金を払って回収し、そのターン終了時に再配備する。

威圧的:トーレンを移動させる場合、結果的にトーレンの配置制限を満たすようにする必要がある。

 

アーティファクト
ドゥームハンマー:(英文で"any 1 region"とあるが)隣接/進入地域への征服に限り使用できる。また直前の所有者("previous owner")とは、征服しようとしている地域を今支配しているプレイヤーである。

フロストモーン:増援部隊ダイスと併用して征服に失敗した場合、フロストモーンは今ある地域に置かれ続ける。

 

 

 

 まぁ洗練てのも過ぎると無味乾燥で、殊にボードゲームでは必ずしもプラス要素とは限らず。ルール解釈の議論も狭い界隈なれば自然に醸成され、いずれ作者の目に留まって公式に採用されたり。コレがホントのスモールワールド現象(←云いたいだけ