丸10年越しで出た『Tobago』拡張『Volcano』を入手。ルール抄訳。
トバゴ拡張:火山
火山を盤上の中心付近(ゲームに慣れたらどこでも構いません)に配置して、7マス分を覆います。溶岩タイルをまとめてアミュレットの近くに積んで置きます。火山の手掛かりタイルを脇に並べて置きます。
3マス地形タイルは各自が無作為または選んで1枚ずつ取ります。手番順の逆回りで盤上に配置していきます。それらは隣り合っても構いませんが重ねて配置することはできません。また以下のルールに従います;3マスのうち溶岩は島のいずれかの地形を覆うようにします。1つの地形はそれと同じタイプの地形を覆うようにします。残り1つは海を覆うようにします。
海を覆ったマスにオフロードカーを置いてスタート地点とします。
・火山
火山にはオフロードカーが進入できず、彫像や小屋、ヤシの木、アミュレットが置かれることはなく、宝の在処になることもありません。火山は地形の繋がりを分断しますが、彫像の視線は遮らないものとします。
・火山の手掛かり
手掛かりカードをプレイする際、ルールで禁止されている条件のカードをプレイできるようになります。そうするならそのカードの上に火山の手掛かりタイルを1枚選んで重ねて置きます。宝を発掘したらタイルは脇へ戻り再び使用できるようになります。
・溶岩タイル
アミュレットを手に入れるたび、そのプレイヤーは島の中のマスをどこか選び溶岩タイルを1枚置きます。以下のルールに従います;火山に隣接するマス、3マス地形タイルの溶岩に隣接するマス、または既に置かれた溶岩タイルに隣接するマスのいずれかであること。かつ彫像、オフロードカーが置かれていないマスであること。
隣り合う溶岩は繋がった地形となります。
溶岩タイルが置かれたマスに元からあったヤシの木、小屋、宝マーカーは焼き払われます。それらをゲームから取り除きます。在処が決定した宝マーカーが溶岩タイルによって取り除かれた場合、宝は消えてなくなります。その宝の地図に置かれた全ての手掛かりカードを捨て札にして羅針盤を持ち主の元へ戻します。代わりにその溶岩タイルを置いたプレイヤーは手札から新たに手掛かりカードを置いて羅針盤をそこへ載せます。
溶岩タイルが置かれるたび、全ての宝の地図を確認して条件を満たすように宝マーカーを調整してください。「最も大きいエリア」は火山や溶岩タイルによって複数存在したり入れ替わったりするようになります。変化するたびに宝マーカーを調整してください。
溶岩のマスは宝の在処になることはなく、新たにアミュレットが置かれることもありません。アミュレットは代わりに海岸により近いマスに置かれます(該当するマスが1つもなければ置かれません)。
ある地形が盤上から完全に消滅した場合、全ての宝の地図に置かれたその地形に関連する手掛かりカードをゲームから取り除いて羅針盤を持ち主の元へ戻します(手札や山札には使えない手掛かりが依然として残されることになります)。
・溶岩の突破法
溶岩にはオフロードカーは進入できませんが、アミュレットを1個使うとその手番中に限り通過できるようになります。溶岩の上で移動を終えることはできません。この効果は「アミュレットによる追加の移動」ではないので最後のマスにアミュレットがあるならそれを取ることもできます。
アミュレットを持っていないなら、代わりに手持ちの宝カードの中から最も金貨の数が多いものを1枚捨てることで同様の効果を得られます。
所感としては、溶岩によって宝の在処がまさに流動的になるも条件の整合性をことあるごとに確認させるってのは如何なもんか?・・あとタダでさえ便利すぎるアミュレットにさらに付加価値つけてどーする・てのが。
まぁ、彫像と同じく石でできた火山が鎮座する盤面の映えは相当なれど。