◇備忘録 ~Bounty of the Hunt~

『風雲立方体 ~フーウンリッポータイ~』の別館。更新履歴含め、何やか書きます。

ゲーム戦士アニマード

 FFGの「Anima Shadow of Omega」に寄せて。
 ・・・
 Talisman系のゲームは決して好きではないが、ワリと買ってしまう。売れ筋なのか似たようなンがコンスタントにリリースされてるし、こっちもスカを掴み続けてるからつい次を引いてしまうとゆうコトか。
 ・・好かんトコは大きく二点あって。

一、他者との干渉
 他プレイヤーとの駆け引きがほぼ、「交渉して取引」か「戦闘で略奪」しかなく。
 前者はアナログならではと云えんでないが、デザイナーの丸投げな気も。目指すゴールが一つの場合、どのくらい交渉の余地があるのかも疑問。
 後者は嗜好の問題かも知らんが。プレイヤー間のどつき合いがないのも寂しいが、足止めにしては直接的過ぎるし、略奪の方が勝利に向けて手っ取り早いってのもシステムに問題があろ。

二、判定
 ほとんど(自分の知ってる限り、全部)がダイスを用いる。が、キャラクターのパラメータを上昇させていく育てゲーでもあるので、やがて「振るまでもなく勝ち」な局面が来る。興ざめ。

 一については、
  「勝利条件を散らして交渉の余地を広げる」
  「略奪のウマみ/敗北のヘコみ軽減」
  「魔法カード的なもんで間接妨害」
 こんなんでどーかしようとしてるが、もひとつ感。MTG的な追加・追加のアプローチ?よりも、何かパーっと新機軸取り入れてほしい。独ゲーあたりから。・具体的には謎。

 二は、事前協議でハウスルール処理できなくもなし。自目1:敵目6で絶対敗北とか。面体変えたり個数いじるとバランス崩すだろが。
 まぁ、いずれにせよスッキリせず。「Lord of the Ring the Confrontation」のよなカードで管理型?に代替できんもんか。

 そもそもTalismanは雰囲気であって、カッチリしたゲーム性を求めてはならんのもわかる。そんなゲームがあっていい。
 だが、それでも信じてしまう。どこかにある究極のTalismanの存在を・・(・ないない)。